2020年 01月 30日 |
「コンビニで、プリペイドカードを買うのを手伝ってくれませんか?」
友達からいきなりそんな連絡がきた経験がある方は多いのではないかと思います。
少し前に流行った「LINEアカウント乗っ取り」を利用した詐欺の手口は2014年ごろに流行し、多くのメディアで取り上げられました。
「アカウントが乗っ取られた疑いがあるので」と誘導されて認証パスワード請求されるのはほぼフィッシング詐欺。ここで奪われた個人情報から「LINEアカウント乗っ取り」が起こり、自分がLINEに登録した友人から「プリペイドカードを買うのを手伝ってくれませんか?」と来るわけです。
まず基本、金銭のやりとりは必ず面会して行うようにしましょう。
奪われたLINEアカウントを取り戻すのはほぼ不可能です。あなたの知らない端末からログインされたというお知らせがあった場合には、ログインできた時点でパスワードは流失しているため、すぐにパスワードを変更しましょう。フィッシング詐欺の被害を防ぐため、メッセージにURLが書かれた場合もタップせず、必ずアプリの設定画面から変更するようにしてください。
同じパスワードを使用している他のアプリやサービスが狙われる危険性もありますので、そちらのパスワードを変更することも忘れないようにしましょう。
またもうひとつの手段として、ほかの端末からのログインを許可しないという設定をとることもできます。 (端末に応じての設定方法はネット検索してご確認ください)
最後に、前述しましたように、LINEアカウントを乗っ取られパスワードを変更されてしまい、ログインが出来なくなってしまった場合、アカウントを取り戻すことはほぼ不可能です。
被害拡大前にLINE運営へ連絡し、アカウントの削除を依頼しましょう。
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