| 2008年 04月 09日 |
4期 小川暁夫さん、6期 小川貴士さんのご尊父様であり、聖光賛歌の作詞を手がけていただいた小川国夫先生が8日享年80歳にて帰天されました。
お葬式はキリスト教にて行われます。仏式の通夜にあたる前夜祭の日程をお知らせいただきましたので以下に掲載いたします。
・日 時 4月11日(金)午後1時から3時まで
・式 場 平安会館ふじえだ(藤枝市志太4-14-3 TEL 0120-444254)
なお、ご葬儀は4月12日藤枝教会にてご親族のみでの密葬がとり行われます。後日「お別れの会」が開催されるとのことですので情報入りましたら追記いたします。
【静岡新聞(4月9日)に掲載された訃報】 ---------------------------------------------------------------------
作家の小川国夫さん死去、80歳 藤枝市出身 04/09
内向の世代の代表的作家で「アポロンの島」「試みの岸」「悲しみの港」などの小説で知られる芸術院会員の小川国夫(おがわ・くにお)さんが8日午後1時57分、肺炎のため静岡市内の病院で死去した。80歳。藤枝市出身。自宅は藤枝市本町1の8の8。葬儀・告別式の日取りは未定。喪主は妻綏子(やすこ)さん。 1927年(昭和2年)生まれ。旧制志太中(現藤枝東高)、旧制静岡高(現静岡大)卒。東大在学中の53年、本多秋五、平野謙、藤枝静男、埴谷雄高らの同人誌「近代文学」に「東海のほとり」を発表して渡仏。帰国後、創作活動に入る。 57年同人誌「青銅時代」を刊行し、単車での地中海沿岸旅行を素材に「アポロンの島と8つの短篇」を発表。60年東京から居を移し、本県文学界の柱として県文学連盟も先導してきた。 故郷藤枝と大井川流域の風土を題材に「悠蔵が残したこと」など多くの小説、文学や美術に関する随筆を発表。敬けんなカトリック教徒として「或る聖書」などの作品のほか、旧訳聖書の翻訳にも携わった。 本紙にも随時寄稿し85年には全45回、画家・作家司修さんの挿画で「遊子随想」を連載した。74年「小川国夫作品集」全7巻、91年(平成3)「小川国夫全集」全14巻。 86年「逸民」で川端康成賞、94年「悲しみの港」で伊藤整文学賞、99年「ハシッシ・ギャング」で読売文学賞。大阪芸大教授も務め、2005年日本芸術院会員、06年旭日中綬章。
生きる歓びと苦悩表す
小川作品の装丁を長く手掛けた画家・作家の司修さんの話 小川国夫さんは優しい人だった。ジョークを交え、人に楽しい思いをさせて話すのに、人生にかかわる大事なものが聞く者に伝わってきた。聖書も文学です、といっていた小川さんの小説は、人間の生きる歓(よろこ)びと苦悩を表し、永遠の「光と闇」として刻まれた。
静岡の文化を発信 石川嘉延知事の話 意欲的に創作活動に取り組んでいると聞いていただけに残念でなりません。突然の訃報(ふほう)に接し、心からお悔やみ申し上げます。地域の方言を用いた地方性豊かな文学作品を世に問い、静岡の文化を発信してこられた。本県、そして日本の文学界は大切な宝を失った。ご冥福をお祈りするばかりです。
平安閣ホームページ(平安会館ふじえだ地図掲載)
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